謎のウイルスに感染した

つい先日までかなり久々の大きい体調不良になって仕事とか諸々を休んでいた。これほど悪化したのは十数年ぶりとかなので、状況とその時得た知見を残しておいて次に役立てる。

4/22

業務中に喉の痛みに気が付く。業後熱を測ったら 37 度ちょっとだったため翌日休むかもしれない旨の連絡をチームへ入れる。夜寝る時体の節々が痛んでおり、症状的にインフルエンザとかかなーと内心思っていた。倦怠感や鼻水、頭痛などもなかった。

4/23

起きてすぐ熱を測ったら変わらず 37 度後半だったためおやすみ。喉の痛みも悪化しており念のため PCR 検査を受けようと思い検査できる病院を探す。発熱外来で予約して昼前には検査を受けられたが、38 度台まで熱が上がっていた。抗生剤と痛み止めと解熱剤をもらって 1 日寝込む。その場でインフルエンザの検査をしてもらい陰性だった。

知見

  • PCR 検査は鼻の粘膜で行うのが一般的だそうだけどこの時は喉の奥からとった
  • 喉がかなり荒れていたのでめちゃくちゃ痛かった
  • 検査自体は分厚いビニールで隔離された空間に入って行った
  • PCR 検査の代理を行っているらしく、検査後に検査キットを保健所に送って結果が出るまで 1 日かかるらしい
  • ロキソニンを処方されたが痛すぎて効いてるのか効いてないのかわからなかった
  • コロナウイルスと違いインフルエンザはその場で結果がでるらしく、さすが歴史が長いだけあるなと思った

4/24

朝 PCR 検査結果が電話で伝えられ、陰性だった。起きたら喉の痛みがすごいことになっていて水すら飲めない。スマホで口の中を撮ったら喉に口内炎のようなものが大小あわせて 40 個以上出来ていた。抗生剤を飲むために食事がしたいが痛くて厳しいのでお粥を頑張って食べた。その日の夜に熱が 38.9 度まであがってピークで、寒気もすごく冬用の布団を重ね掛けして寝た。

知見

  • ウイルスにやられている時は喉に口内炎っぽいものができるらしい
  • 喉以外に舌にも同じような白い粒のようなものができていて、舌先は赤い粒々がたくさんあった(いちご舌というらしい)
  • 人肌よりあったかいものかつ固形物でないものは滲みにくいというのを学んだ(お粥が最も良い)
  • 人間が寒気を感じるのは体温を上げさせるためという説があるらしく、体温上昇が足りないと脂肪を燃焼し、それでも足りない時は最終手段として身体を震わせるらしい

4/25

熱が下がらないため再度同じ病院に行ってみてもらった。溶連菌っぽいと言われ抗生剤入りの点滴を射ってもらった。帰ってから寝ていたが解熱剤のおかげで熱は若干下がるも喉の痛みは引かず、そろそろ死にたいなと思っていた。喉の痛みだけでなく歯茎まで腫れ上がっていて歯磨きをすると歯茎から出血していた。

知見

  • 溶連菌の症状は喉の炎症や 38 度前後の発熱、関節痛、いちご舌など
  • 世の中には検査をせずにこれっぽいという治療を行う医者もいる
  • 症状的には確かに当てはまるしウイルスは特定が難しいというのはある

4/26

まだまだ熱が下がらず仕事を休んで寝ていた。喉の痛みも引かないので流石におかしいと思いセカンドオピニオンをうけた。溶連菌検査の結果が陰性で、ウイルス性の何かというのが分かりコロナウイルスの偽陰性かもしれないと言われた。再度 PCR 検査を受けるなら紹介状書くよと言われたが、免疫で治すことには変わりがないということで辞めておいた。強めの痛み止めと食事のアドバイスをもらって帰って寝た。

知見

  • 溶連菌じゃなかったので数日間効かない薬を飲んでいたことになった(ウイルスに抗生物質は効かない)
  • カロナールを処方されたが痛すぎて効いてるのか効いてないのかわからなかった
  • 舌の痛みに効く塗り薬をもらったが、これが一番よかった(喉奥にも無理やり塗ってた)
  • 偽陰性になる確率は大体 30%程度らしく、1 回目でじわれを当てるのと同じと考えると普通にあるなと思った

4/27, 4/28, 4/29

熱が下がらないため仕事を休んだ。急速に有休が溶けていき悲しかった。この辺りで喉の痛みが若干和らいできた。熱も 37 度前半くらいにはなってきて、下がり切ったら出勤しようと思っていたが GW 直前まで下がらなかった。

4/30

朝起きて日課の体温計測をしたら 36.7 度まで下がっていた。ウキウキして勤怠を切ったがチームメンバー(というか社のほとんど)みんなおやすみをとっていたので、一週間振りのコミュニケーションは未達に終わった。昼ごはんを食べていると味がしないことに気がついた。お粥だからかなと思いケチャップを舐めてみると無味だったため、翌日再度 PCR 検査を受けることにした。最初に受けたところはなんとなく行き辛いと思い別の病院で検査を受けた。抗体検査は陰性で、味覚障害の時に飲むビタミン剤をもらって帰った。PCR 検査結果は夜に電話で来て、陰性だった。

知見

  • 以前別の病気で味覚障害になったがその時は完治に 1 ヶ月かかったので今回も覚悟した
  • 結果的にすぐ治り杞憂だった

GW

味覚は 2,3 日で治り、喉と舌の痛みも引いて久しぶりにまともな食事ができた。その後顎周りに炎症が起きて髭が剃れない状態になっているが、体調的には問題ないため GW 明けから仕事に復帰した。

まとめ

コロナは 2 度陰性で症状もインフルエンザっぽく、この時期に何を拾ってきたんだという感じだった。特に喉の痛みが辛く、栄養をとって治さなきゃいけないのにお粥くらいしかまともに食べられないのが長引いた原因な気もする。1 日中寝続けても熱が下がらず挫けそうになるが、座って youtube を見ているだけでも熱が上がってくるので寝るしかなかったのもしんどかった。

幸い家には仕送りで大量のサトウのご飯が備蓄されていてお粥を作るのには困らなかったし、白湯なら痛くないというのに気づいてからは薬を飲むのも楽になった。次何かに感染することがあれば知見を活かしていきたい。

喉の過程を毎日撮っていてこのブログに貼ろうかと思ったけど結構グロいしやめておきます。