サブスクぜんぶ書く

2020 年は早期からフルリモートになったり、世界的にサブスクの強化の波があったりしたので自分もグレードアップや新規契約したものが多かった。支出整理もしたかったのでこのタイミングで全て書き出してみる。すでに解約したものでも 2020 年に契約したものは含めます。

Youtube Premium

月額: 1,180 円

長らくニコニコ動画/生放送で生活していたし、youtube は広告が出るものだと認識していたし、音楽は別で聴いてたので今まで縁がなかった。が、26 にもなると昔楽しめていたニコニコのノリが胃もたれするようになり(コメントの文化は好きだが)、youtube を観る比率が大きくなったため始めた。広告が出ないのは思った以上に体験が良いし、Youtube Music やバックグラウンド再生の便利さも加味するとまあ入り得だと思った。ニコニコのプレ垢はもう 10 年以上くらい続けてるが、プレ垢じゃないと不便すぎて切るに切れていない。ニコ生を全く使わないと決められるなら切って youtube に一本化しても良いかもしれない。アフターコロナの世界においての娯楽としては一番槍となるサービスだと思う。もうなってるかも。

Oisix

月額: 0 円

新鮮な野菜や乳製品、肉を毎週決まった日に届けてくれる農家のサブスクみたいなもの。出歩くのが億劫になり感染に怯えながらスーパーへ行くのも嫌だなぁと思った時期に TL で見かけて始めた。会員費自体は無料で、届けてもらう食材等で値段が決まる。Oisix でよかったのはあまり手の込んだ料理をしなくても作れる Oisix Kit というセットが提供されているところだった。毎週予約期限が近づくと SNS に通知がきて、カートの中身の調整を忘れないようになっている点もありがたかった。中でも会員限定で無料の食材を 3 点選べるやつにめちゃくちゃおいしいクロワッサンがあったのが嬉しかった。スーパーで買うよりはやや高めで、最近は実店舗にも Oisix 提供の野菜がおいてあったりするがそちらはそこまで高くないのであえてサブスクする必要もないなとなって(あと金銭的にしんどい時期が続いたのもあり)解約した。また気が向いたら始めたいと思う。注意点として冷蔵庫スペースに余裕がないとサブスクどころではないので少なくとも 200L くらいの冷蔵庫を買っておくのが良い。

ちなみに自分のお気に入りメニューはコウさん家の野菜たっぷりプルコギ

Krisp プロプラン

月額: 500 円

言わずと知れたソフトウェアノイズキャンセラ。インストールして接続するマイクを選択すると、自動的にノイズキャンセリングしてくれる。アウトプットにも設定できるのでマイクの向こう側がうるさくてもこちらへの被害が抑えられる。どれくらいノイキャンしてくれるかというと、マイクに向かいながらドライヤーで髪を乾かしていようが目の前を首都高速が通る部屋の窓を開けていようが全く騒音が乗らなくなる。本人の声以外の人間の声も AI ってやつでなんとかしてくれる。特に昨今はミーティング中に通話相手のお子さんがぐずりだしたりする事案が増えているため、相手に「こっちはノイキャンしてしてるので気にしないでください」と伝えお互いの安心を買うことができて便利。

Discord の場合は Krisp 無料、meet も独自にノイキャンを導入しており今では Slack Call でしか出番がない、かと思ったが最近ポッドキャストを始めたこともあり活躍の場が広がっている。AirPods Pro のように外界の音を消せるわけではないため棲み分けはできている。今年買ってよかったサブスク上位なのは間違いない。ちなみにプロプランでも 3 台までにしかインストールできない。Dropbox は plus プランで無制限になるのにケチだなと思った。

Dropbox plus

月額: 1200 円

つい最近無料版でインストールできる台数制限と、ストレージ容量を突破する必要が出てきたので課金。できることに対しての料金的には妥当、アプリケーションのサブスクというものの中では少し高めなお値段。Dropbox に関してはこれをアプリケーションサーバーにしている話もあるくらい(真似しないでください)普及しているし今更語ることもないが、好きな点としてはスクショを直接入れてその URL までクリップボードにコピーしてくれる点と、mac の Finder でシームレスに使える点。専用のアプリは不安定で開けなかったりする。

他のストレージサービスは Google ドライブと Amazon Drive が使える状態だが前者は仕事でも使っていてアプリレベルで切り離したかった、後者はよくわからないという理由で使っていない。

Discord Nitro

月額: $9.99 / Classic $4.99 年額: $99.99 / Classic $49.99

アフターコロナにおいてコミュニケーションツールとして台頭した Discord だが、ぶっちゃけ Nitro に課金しないとメインにするのは厳しかった。近年のスマホはスクショがアップロード上限に引っかかるし、画面共有は画質が厳しくモブプロに使うなら meet とかペンが使える Slack Call に軍配があがる。音質はデフォルトでも気にならないけど前 2 つが気になってしまったので課金。Nitro には Classic というプランもあるが、サーバーブーストがついてこない(30%オフで買うことはできる)。サーバーでカスタム gif 絵文字を使いたかったり音質をあげたい場合は Nitro、自身のみ恩恵を受けられれば十分であれば Nitro Classic がおすすめ。ちなみにサーバーブースト 1 回では以下の機能がサーバーへ付与される。

  • 50 サーバー絵文字スロット (合計 100)
  • 128 Kbps 音声品質
  • アニメ化されたサーバーアイコン
  • サーバー招待の背景をカスタマイズする
  • 1080p での GoLive

サーバーブースト 3 回でメンバー全員のファイルアップロード上限が 100MB になるので、できるなら 3 人は Nitro で契約したいところ。

余談だけど Discord の UI は可愛くてすき。設定で結構細かくいじれるのも良い。

Gyazo Pro

月額: 490 円

社会人になる前から愛用しているがついに課金。無料でも使い物にはなるレベルだったが、唯一 gif のキャプチャ時間 8 秒制限が辛かった。Pro だと 60 秒までできる。またキャプチャした画像にテキストや矢印を入れられるため、Skitchをやめて Gyazo に統一できる。Skitch は mac のデフォルトのスクショとショートカットが被っていて使いにくかった(それが良さなのかもしれないが)。個人的には Gyazo GIF の方が圧倒的に使う頻度が多いので、さっさと Pro プランにするべきだった。

ニコ生会員

月額: 全部合わせて 2530 + プレミアム会員費 550 円

実際は観ていないチャンネルがほとんどで、お布施の意味も込めて払っている。興味を失ったかそこに割く時間がないかのどちらかで観られていなくても、番組自体は続いて欲しいということがニコ生以外にもよくある。応援したくないわけではない。ただし、中にはないと生活できないレベルのがあるのでプレ垢を解除することもできない。ニコ生には頑張っていただきたい。昔は月 1 万を超えるレベルでチャンネル課金していたが、流石に他にリソース回さないと自分の生活が辛いという状況があって一気に解約した。残っているのは全てアイマス関連かポアロ界隈のみ。

Eats パス

月額: 980 円

今年出たサブスクの中でも知名度高め。1200 円以上の注文で送料がタダになる。お腹が減っている状況で 40 分とか 50 分の距離で注文はしないため、大体送料は 390 円以内になることが多い。それでも月 3 回の注文で元が取れるのでライトユーザーでも課金する価値はある。ただし、吉野家とかで安く済ませたい人は 1200 円の壁を超えられないためおすすめできない。たまに美味しいものが食べたくて使うくらいの人間か、週 5 とかで使うヘビーユーザーが一番得をする。

radiko premium

月額: 385 円

ラジオオタクには必需品になった radiko だが、Web の方は微妙に体験が悪く仕事中アプリの方でラジオを聴くこともないので実は今年は全然使わなかった。最近は Podcast の方が俄然聴く機会が多く、有料でやっていたやつが Podcast 対応で無料になったりするので Google Podcast の方がよく開いている。退会するか迷ったが流石にオードリーや霜降り明星の ANN が聴けなくなると困るかもしれないということで見送った。あとミューコミプラスに興味のあるゲストが来た時とか。

ジャンプ+ 少年ジャンプ

月額: 980 円

元々はチェンソーマンを読むために定期購読を始めた。今では昔から読んでいるワンピースを読むために続けている。まあ解約してもいいかもしれない。

ジャンプ+ ジャンプ SQ

3 ヶ月: 1500 円

ワールドトリガーを読むためだけに続けている。マジでそれだけ。ちょっともったいない。

Abema プレミアム

月額: 980 円

しくじり先生のアーカイブが観たくて課金。その後退会。

番外

1password7

年額: 4100 円

今年ではないけど最強のサブスクなので。

これがないとあらゆるインフラから締め出されるから怖い。Chrome のパスワード保存も使ってはいるが、本当は消してしまいたい。つい先日長年使いまわしていた弱いパスワードを全て 1password のパスワード生成で置き換えた。自分の脳内にはすでに有効なパスワードがない。オールタイムベストサブスクリプションをあげるとしたら 1password になると思う(命を握られているという意味で)。

GitHub Sponsors など

これはサブスクとは違うけど紹介したいので。

お世話になっているライブラリの作者に対しては、金銭的に余裕があるのであれば投げ銭したいと思っていた。最近ではZennBy Me a Coffieのように GitHub に紐づかない技術者への投げ銭も可能になっていて、誠意は言葉ではなく金額を実践できる世界になってきている気がする。

感想

意外と続けているサブスクが多く、毎月結構な額落ちていくので積み重ねってすごいと思った。まだ抜けがある気がするけど。より良いサブスク、おすすめのサブスクがあればぜひ教えてください。